ホノルル動物園が5日、6匹目となるナマケモノの赤ちゃんが誕生したと発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
母親のハリエットは9歳、父親のクァンドは19歳で、2匹の間には2015年4月24日に生まれたオピヒ(メス)、2016年7月17日に生まれたアカラ(メス)、2017年9月18日に生まれたトミ(メス)、2018年12月18日に生まれたロロヒ(メス)、そして2021年3月7日にはオスのポノが生まれている。
生まれた子供たちのうち、トミ、アカラ、ロロヒは本土の動物園へ行き、アカラはヒロのパナエワ動物園、オピヒとポノはホノルル動物園の正面近くの獣舎で暮らしている。
同園では、ナマケモノを含む数種の生存プログラムに参加しており、ハリエットとクァンドのカップルは非常に成果を上げているといえる。
ナマケモノは1回の妊娠で1匹を出産し、幼獣は9カ月から12カ月母親とともに過ごす。
その名前の通り、ゆっくりとした動きが特徴の夜行性動物で、ほとんどの時間を逆さまの状態で木につかまって過ごし、1日に16時間から18時間の睡眠をとり、木の葉や果物を主食とする。
動物園関係者によると、性別はまだ不明で、名前が決まるまでに数カ月かかるという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.10)