ペンシルベニア州アレンタウンで、病気のため4月27日に亡くなった7歳のパグ、デクスター・ベビルの盛大な葬式が営まれた。飼い主の牧師、ティム・ベビル・ジュニアさんがFacebookに投稿した葬式の様子は、現在5万超のいいねと8万超のシェアを獲得している。

べビルさんは「彼は天国で平和に過ごしている」というコメントと共に6枚の写真を投稿し、デクスターの葬式が花でいっぱいの部屋で行われたことを報告した。写真には、デクスターの姿が刺繍された大きな布が天井から吊り下げられ、その下に蓋の開いた小さな棺がある様子が写されている。棺には、好きだったおもちゃを枕にしたデクスターが青い蝶ネクタイを首輪に付け、青い毛布に覆われて収まっている。棺の反対側に設置されたテーブルには、葬儀の参列者がサインするノートと、デクスターとべビルさんがお互いの目を覗き込んでいる写真が掲示された。小さなプログラムには「永遠の愛しさを込めて」と書かれている。デクスターの葬式は、死亡記事と想い出の写真のビデオ・トリビュートで締めくくられ、参列者4人が記念樹を植樹した。

デクスターは、2014年にギャラクシー＆ラインダ・ロックモアの間に生まれた。生まれて9週目でベビルさんに引き取られ、その後7年間幸せに暮らした。ベビルさんはデクスターについて次のように語った。「デクスターはYouTubeの動画に合わせて歌うのが好きだった。食べ物が何であれ、食いつく前に毎回嗅ぎまわっていた。青いおもちゃで遊ぶのが好きだった。チーズが大好きで、リンゴのスライスにも夢中だった。4本の脚を空に浮かせて寝るのが大好きで、雨は嫌いだったが、車に乗るのは大好きだった。ミツバチが好きではなく、猫を気にしなかったが、他のすべての犬を愛していた」。ベビルさんは「デクスターは、私の家に来てから2月に病気になるまで、毎晩私の隣で眠った。4日間を病院で過ごした後に家に帰って来たが、彼は２度と私の側を離れることがなかった」と話した。

デクスターは、5月5日に荼毘に付されたという。ベビルさんは「私たちは彼がいなくなったことに心を痛めているが、彼が私たちの生活にもたらした7年間の笑いと喜びにとても感謝している」と述べた。