計画の甘さにより、オアフ島ウィンドワードの舗装されたばかりの道路が再び工事で掘り起こされようとしているとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
昨年7月、ホノルル市は約25万ドルを投じて、パリ・ハイウェイとルナアイ・ストリートの間の曲がりくねった住宅街のアウロア・ロード2マイル(約3.2キロ)強の舗装工事を行った。それから数カ月しか経っていないにもかかわらず、アスファルトには水道工事のために赤と白のスプレーで印が付けられた。
水道局の担当者によると、半世紀前の地下水道管の交換が必要で、新しく舗装された道路の約3分の1マイル(約0.5キロ)を掘り起こすことになるという。この工事は7年がかり、1500万ドル規模の大プロジェクトだ。
カイルア自治委員会のビル・ヒックス委員長は、この二重の混乱は不便なだけでなく、納税者にとっても負担になると話す。2012年、市議会はコンプリート・ストリートと呼ばれるプログラムを制定するための条例を可決した。これは、すべてを一度に調整することでコストを削減し、ドライバーや近隣住民への迷惑を減らすという考えに基づいたものだが、「市はこのチェックリストに目を通し、他に必要なプロジェクトがないか確認する義務を負ったが、チェックリストまたはその実行に不備があった」と同委員長は述べている。
水道局のスポークスマン、キャスリーン・パヒヌイ氏は、電力会社と市を代表して謝罪し、このような事故はまれであると述べた。
すべてが計画通りに進めば、工事は2025年の春までに完了する予定となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.5.5)