デビッド・イゲ州知事の発表を受け、営業許可が出た州内のゴルフ場が30日から再開した。州内のひとつ、パールカントリークラブは8日午前7時より営業を再開するが、ゴルファーにとって注意すべきルール変更やメッセージがあったのでお届けする。

「ピンフラッグには触れてはならない」

　営業再開するにあたり米プロゴルフ協会（PGA）が州内ゴルフ場へいくつかの条件を提示したが、その主たるものが「間接的な接触を極力防ぐ」こと。

　本来のゴルフルールではグリーンにオンしたらピンフラッグは抜くが「いかなる理由があってもピンフラッグは外してはならない」と強く要請。また（バンカー内の）「バンカーレーキ（熊手）はすべて撤去」した。

　これによる特別ルールで「バンカーに入ったら、プレーヤーはボールを拾い上げ、足や手でなめらかにすることができ、それに伴うペナルティはない」とのこと。もちろんプレーヤー間で取り決め、そのままのプレーもOKとのことなので、特別ルールを理解した上でスムーズなプレーを心がけたい。

　同総支配人の佐野好勇さんは日刊サンの電話取材に対し「州知事と市長、保健当局者、地元住民の皆さまの行動に大変感謝しています。州と市、PGAの定めた健康と安全のためのプロトコルを遵守して、皆さまをお迎えいたします」と話した。なお、プロショップ内はマスク着用、プレーは4名以下のグループとし、プレー中は6フィート以上離れること。カートは1名1台の使用とするなど、としている。