【世界のこぼれ話】100歳男性がトラック競技大会で100メートルを完走 ペンシルバニア州
4月30日、ペンシルバニア大学フィラデルフィア校で行われたトラック競技大会の80歳以上のシニア部門で、ニュージャージーから参加した100歳男性が見事100メートル走を完走して、会場の見物客から大歓声を浴びたとフォックス・ニュースが伝えている。
この大会はペン・リレーと呼ばれ、アメリカで最も歴史のあるトラック競技大会だ。
レスター・ライトさんは、第2時世界大戦に従軍した元軍人で、前日の4月29日に100歳の誕生日を迎えたばかりだった。
ライトさんは、「体の調子が悪くて3年間走っていませんでした。回復してから初めてのレースです。老いというものは、肉体的というよりは考え方だと思います」と述べている。
ライトさんは100メートルを26.34秒で走り、9人の走者の中で7位に終わったという。
まだ公式に認定されていないものの、この記録は過去最高となる可能性がある。
今までの最高記録は、2015年に100歳~104歳の男性部門でドナルド・ペルマンさん(100歳)が100メートルを26.99秒で走ったというものだ。
ライトさんは、地元の陸上クラブに所属して運動を続けているという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.4)
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