日刊サンWEB|ニュース・求人・不動産・美容・健康・教育まで、ハワイで役立つ最新情報がいつでも読めます

ハワイに住む人の情報源といえば日刊サン。ハワイで暮らす方に役立つ情報が満載の情報サイト。ニュース、求人・仕事探し、住まい、子どもの教育、毎日の行事・イベント、美容・健康、車、終活のことまで幅広く網羅しています。

デジタル版・新聞

ニュース

【ハワイニュース】高波で救助要請 ライフガード多忙

ホノルル海洋安全局では、高波シーズンの到来に対して人々に十分な注意を呼びかけているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

53日(火曜日)はライフガードにとって多忙な一日となったようだ。

海洋安全局のデニス・コグリエッタ隊長によると、ワイキキのライフガードは終日、救助活動に追われたという。

強い風で沖に流されたり、予想より早く到達する高い波のうねりに対応できなくなるサーファーも続出した。

コグリエッタ隊長は、「このうねりはここ12年で最大級のサイズで、非常に速くて大きい」と述べている。

ミリラニ在住のサーファー、ジョナ・アグオンさんは、「流れがとても強くて、まるで洗濯機の中にいるような感じです」と説明している。

午後5時の時点で海洋安全局は、オアフ島南部の海岸での320件の救助要請に対応したという。

ワイキキの波の高さは1015フィート(およそ34.5メートル)に達していた。

ケワロ沖でボディーサーフィンをしていたラモン・ブロッキントンさんは、溺れそうになったサーファーが救助されるのを目撃したという。

サーファー仲間が男性をボードに引き上げて無事に岸に連れ帰ったが、「ショックでした。こんなことが起こるとは思っていませんでした。男性は波にのまれ、海面に浮いていました。そして仲間に岸まで引っ張られていたのを目撃したのです」

この男性の救助にあたったのは、沿岸警備隊員のクリス・グライムズさんだ。

非番で海に来ており、たまたま事故に出くわしたという。

「男性はすでに疲労して泳げない状態だったので自分のボードに乗せたのですが、私たちは波にさらわれて沖から離れてしまいました。仲間がパドル(櫂)を持って助けに来てくれるのを待って、無事に岸に戻ることができました。すべてチームワークのおかげです」

当局では一般市民に対して、自分の能力を過信せず、器具の点検を行い、仲間と行動すること、そして子供に注意し、ライフガードが常駐しているビーチに行くよう要請している。

シェアする

写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.5.4)

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
Twitter
Visit Us
Instagram