アメリカ赤十字ハワイ支部では、家庭での火災を防止するために、無料で煙感知器を設置する活動を再開するとKHON2が伝えている。
活動は以前にも行われてたが、3年間休止されていたという。
5月中、各島の担当者は、コミュニティーメンバーと協力して家庭をまわり、煙感知器を設置するとともに、火災予防についての情報を提供するという。
赤十字によると、3日から4日に1度は緊急事態対応のために出動しており、その原因のほとんどが家庭での火災だという。
アメリカ赤十字の太平洋諸島担当災害対策マネージャーであるジョン・ブラロック氏は、火災に対する知識を広めることが非常に重要だという。
「煙感知機はどこに設置されていますか? 感知器が作動するか、先月はチェックしましたか? 2分以内に家の外に出る方法が2つ以上ありますか? 災害時に家族と落ち合う場所を決めてありますか? こういった質問をして、皆さんに考えてもらうのです。普段あまり深く考えていないことですが、非常に重要なのです」
統計によると、家庭での火災で毎日7人が亡くなっているが、煙感知器を設置することでリスクは半減するという。
アメリカ赤十字では、煙感知器5万個の無料設置を予定しているが、火事の被害者を支援するための寄付も募っている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.2)