4月29日(土)、ワイキキにて毎年恒例のスパムの祭典「スパムジャム」が開催され、数十の飲食店がスパムにちなんだ創作料理を披露し、多くの人出で賑わったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ランチョンミートのスパムを製造・販売している「ホーメル・フーズ」は、定番のスパムにメープルシロップをかけたような味わいの新商品「スパム・メープル」を販売開始した。
また、斬新なフレーバーのソルベやシャーベットで知られる「アサト・ファミリー・ショップ」は、エッグカスタード、ふりかけ、クリスピーライス、スパムの塊でできた「スパム・エッグ・ライスシャーベット」を発表。創業者のニール・アサト氏は、スパムジャムに来られなかった人のために、この味をショップでも提供する予定だと語った。
ほかにも、「ストリップステーキ」のブースも来場者の人気を集めた。この店では、スパイシーなアイオリと蒲焼きソースをかけ、仕上げにふりかけをまぶしたオリジナルのコーンドッグを販売した。このメニューは、イベント後も、インターナショナル・マーケットプレイス内にある同レストランにて、パウハナメニューとして提供される予定となっている。
このほか、スパムジャムを見逃した人のために、参加レストランでは、イベントに登場したユニークなメニューが5月14日(金)まで提供されるという。
なお、毎年、スパムジャムのイベント収益は、ハワイ・フードバンク、ワイキキ・コミュニティ・センター、ビジター・アロハ・ソサエティ・オブ・ハワイ(VASH)に寄付されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.5.1)