新型コロナウィルス感染拡大によって失業した個人のための新しい救済プログラムの一環として、4月30日にワイピオにあるサッカー場で食料の無償配布が行われたが、待ち行列があまりにも長くなり、H1高速道路が渋滞で止まった。

この企画は、ホノルル市、バンク・オブ・ハワイ財団及びハワイ・コミュニティ財団による官民協力プログラムである。

感染拡大によって経済が停滞したことに対応するために計画された大規模な食料配布は、今後数週間にわたり数度行われる予定で、今回は最初の配布だった。

当初フードバンクによる食料配布は、正午から4時までの予定で、食料がある限り続ける予定でおり、4000世帯分の食料が十分な量だと予想していた。

ドライブスルー方式で配布され、車で受け取りにやってきた人々は、車1台を1世帯として、新鮮な地元の食材と地元企業の製品およそ50ポンド分を受け取ることができ、その際には名前、住所、雇用状況などの質問に答える事になる。

市当局の広報担当者であるブランディ・ヒガ氏は「非常に大きな反響があり、交通がこんなに大きな問題になるとは思っていなかった」と述べた。

正午開始予定の配布だったが、午前8時30分には既に車が並び始めたため、予定より早く11時30分に配布を開始したものの、車の列は朝早くからワイパフのカフアヌイ通りとカフアピリ通りで渋滞して、警察が出動して交通誘導を行った。

午後2時30分になってもファーリントンハイウェイの車線は、両方向とも渋滞で止まっていた。

カーク・コールドウェル市長は午後の定例記者会見をキャンセルして、食料配布を手伝った。

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