スペルミスで新生児がヘビメタバンドと同じ名前に
生まれたばかりの自分の子どもに名前を付けるのは難しい作業であることが多く、新生児の親はしばしば完璧で意味のある名前を付けるのに長い時間をかける。その上で、出生証明書の名前を正しいスペルで登録することは非常に重要だ。
ワシントン州シアトル出身のケルシー・テイトさんは、出産した病院が生まれたばかりの娘の出生証明書のスペルを間違えて登録してしまったため、「変わった名前」が付いてしまったとツィッターに投稿した。「コラ(Kora)」と登録した出生証明書の名前が「コーン(Korn)」になっていたという。
テイトさんは「出生証明書を見た時、娘の名前が正式に『コーン』となっていた。この妙な間違いは生まれたばかりの娘の名前を台無しにしてしまった」と語った。コーン(Korn)は、90年代後半から2000年代初頭にかけて人気があった「Freak on a Leash」、「Blind」、「Got the Life」などの曲で有名な、ヘビメタバンドの名前でもある。コーンが歌う曲の歌詞はしばしば、虐待や麻薬など、通常、生まれたばかりの赤ちゃんとは関係がないトピックに焦点を当てている。
テイトさんは、公式の出生証明書の間違いを修正するための書類を郵送したが、誤って出生証明書の裏側をスキャンしてしまったため、未だ訂正できていない。しかし、テートさんはこの状況の全てを面白く思うようになったという。この一件でテートさんはヘビメタバンド「コーン」に詳しくなってしまい、今ではコーンがリリースした全ての曲のタイトルが言える。
(日刊サン 2021.04.28)
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