マッカリー銃撃で射殺された16歳少年の兄逮捕 連続強盗容疑
州検察局は、24日に発生した強盗容疑で18歳の男を起訴した。この事件は、4月5日に射殺された16歳の少年、イレマンバー・シカップの仮設記念碑が設置されたマッカリー地区近隣で発生したが、今回起訴された男はイレマンバーの兄、マーク・シカップだった。イレマンバーは複数の事件の容疑で警察車両に追跡された末、警官に射殺された。
マーク・シカップは26日、2回の強盗容疑で起訴されたが、現在は5万ドルの保釈金を支払った上で仮釈放されている。29日にホノルル地方裁判所で行われる公訴に出廷する予定。2回の連続強盗は、最高で懲役10年が言い渡される可能性があるクラスBの重罪。ホノルル警察によると、24日午前1時10分頃、18歳と21歳の2人の男が、20歳の女性を脅して女性の持ち物を奪った。その後、男らは現場から逃走した。この事件の容疑者らと被害者は知人同士だという。女性は上半身に刺し傷を負い、病院で治療を受けたが、命に別状はない。
警察は24日夜、カラカウア・アベニューとフィリップ・ストリートにあるイレマンバー仮設記念碑の近隣で、マーク・シカップ、他1人の容疑者の2人を逮捕した。この事件の容疑者は他にも複数人いるという。警察によると、マーク・シカップは今月、殺人未遂、車両への不法侵入、危険薬物斡旋の容疑で計3回逮捕された。
(日刊サン 2021.04.28)
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