25日(火)、ハワイアン・ホールディングス社は、第1四半期に9830万ドルの損失を計上した一方、ハワイアン航空社長兼CEOのピーター・イングラム氏は、技術への投資や今年進行中のその他のプロジェクトにより、同社が「明るい未来」に向けて位置づけられたと述べていることをホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
ホノルルに本社を置くハワイアン航空は、第1四半期に1株当たり1.91ドルの損失を出したと発表。経常外費用を調整した損失は、1株あたり2.17ドルとなった。
第1四半期の業績は、ウォール街の予想を上回るものだった。ザックス・インベストメント・リサーチが調査したアナリスト4人の平均予想は、1株当たり2.28ドルの損失というものだった。
ハワイアン航空の親会社は、この期間に6億1260万ドルの売上を計上し、これもウォール街の予想を上回った結果となった。なお、ザックス社が調査した3人のアナリストの予想は6億830万ドルだった。
イングラム氏は、本日の決算発表の前に発表された声明の中で、「当社をより強く、より良い航空会社たらしめている我々のチームに大きな感謝を捧げる。私たちがサービスを提供している国内市場では、レジャー旅行の需要は引き続き堅調であり、私たちの国際市場の多くでも同様の状況であると見ている」と述べている。
また、イングラム氏は、「ここ数日、私たちのチームは、2023年に進行中の多くのプロジェクトの1つである、重要な技術イニシアチブを完了し、私たちを明るい未来に位置づけることができた。これらのイニシアティブの勢いを持続させ、ハワイアン航空を黒字化することを楽しみにしている」と付け加えている。
•2023年第1四半期損失:9830万ドル
•2022年第1四半期損失:1億3330万ドル
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.4.26)