米国消費者製品安全委員会(CPSC)によると、工具メーカーの「スタンレー・ブラック&デッカー」社の大型ハンマー約220万個がリコールされているとKHON2が伝えている。
CPSCによると、使用中に大型ハンマーのヘッドが早期に緩んで外れ、使用者を負傷させる可能性があるため、リコールされることになったという。ハンマーの重さは2〜12パウンド(約0.9〜5.4キロ)、長さは14〜36インチ(約35〜91センチ)におよぶ。同社は192件の報告を受け、うち2件は顔や頭にけがを負ったとのこと。
今回リコールの対象となっている同社のDeWALT、スタンレー、クラフトマンのグラスファイバー・スレッジハンマーは、ホームデポやACEハードウエアなどの小売店のほか、2012年11月から2022年11月までアマゾンなどのオンライン販売で扱われていた。
CPSCは購入者に対し、ただちに同商品の使用を中止するよう呼びかけている。購入者はスタンレー・ブラック&デッカー社に連絡すれば全額払い戻しを受けることができる。
リコールの連絡は855-418-3032(トールフリー)で、月曜から金曜の午前8時から午後6時(東部標準時)まで受け付けている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.4.21)