【ハワイニュース】ハワイの空港でマスクは必要なし ザ・バスでもマスク着用は任意に
ハワイ州運輸局が4月18日(月曜日)午後、州内の空港においてマスク着用の義務がなくなったことを発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
同時に、一部の航空会社と市運営の公共交通機関においても、マスク着用は任意となることが発表された。
18日にフロリダ州で下された高等裁判所での判決を受けての措置だという。
今後、マスク着用は推奨されるものの、必須ではなくなる。
フロリダ州の連邦裁判所は、飛行機や列車など公共交通機関の乗客に対するマスク着用規制について、新型コロナウィルスのパンデミックにおける米国保健当局の権限を超えているとした。
この判決に基づきバイデン政権は、マスク着用命令は現時点では有効ではないという見解を示したという。
これを受けて州運輸局では、州内の空港におけるマスク着用は必須ではないと書面で発表した。
「連邦政府は今回の判決を精査し、今後の指針について発表する予定である」という。
ホノルル市運輸局でも、ザ・バスおよびザ・ハンディバンの乗客に対して、4月19日(火曜日)からマスク着用を必須としないと発表した。
「運輸局としては今後もマスク着用を推奨します。公共交通機関を利用する場合には、周囲の人々に対する思いやりを持って行動していただきたいと思います」
先週、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、公共交通機関におけるマスク着用義務をさらに15日間延長し、5月3日までとしていた。
ユナイテッド航空、デルタ航空、サウスウェスト航空、アメリカン航空では、今回の判決に対応して、国内線でのマスク着用規制を撤廃したという。
ハワイアン航空でも、乗客および乗務員に対する飛行中のマスク着用については任意とすると発表した。
アラスカ航空も、アメリカ国内線でのマスク着用は任意とするという。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.19)