携帯電話に「無料のギフトを差し上げます」というメッセージが届いた場合には注意をするようにとKHON2が伝えている。
消費者保護団体「ベター・ビジネス・ビューロー(BBB)」によると、「支払いが完了したので無料のギフトを差し上げます」というメッセージが送られるという詐欺行為が頻発しているという。
危険信号のひとつは、どの請求書が支払われたのかということが明記されていないことだ。
BBBハワイ支部のロゼアン・フレイタス氏によると、「どの請求書についてのことか明記されていません。また、どの会社から送られているのか、無料のギフトという以外の情報が何も記載されていません。これらは怪しいと思うべきポイントです」と述べている。
このようなテキストメッセージは通常、個人情報を確認するためという名目で、リンクページに誘導するという。
リンク先のページで個人情報を入力すると、無料ギフトを送るための送料が必要だと偽って、クレジットカード情報を要求してくる。
「ここまでくると、詐欺グループは、あなたの電話番号、名前、住所、クレジットカード番号を手に入れることになります。それだけではありません。今後長期間にわたって影響を及ぼす個人情報の漏洩となるのです」
もしオンラインで商品を購入したとしても、会社側は一方的に無料のギフトなどのメッセージを送ることは(購入時に宣伝メッセージを受け取る項目に同意していない限り)、法律的に許されていないという。
こういう無料のギフトを送付するといったメッセージに対しては十分な注意が必要だ。
「商品の代金は支払われているわけですから、無料ギフトを送る必要はないのです。もしこのようなメッセージを受け取った場合には、無視するか、購入した会社に直接問い合わせるようにしてください」
「美味しすぎる話には理由がある」という常識を持って対応することが大切だ。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.19)