ハワイ島のハリー・キム市長は新型コロナウィルス感染拡大を最小限に抑えるために、4月13日から全てのバケーションレンタル、ベッドアンドブレックファスト、タイムシェアを閉鎖し、広告を停止するよう発表した。
郡による緊急規則は、4月30日まで、あるいは市長によって終了されるまでの間有効とし、違反者は5千ドルまでの罰金と1年の懲役を科す軽犯罪に問われる。
ハワイ州知事による緊急宣言では、ホテルやモーテルなどの宿泊関係は必須ビジネスと見なされるが、ベッドアンドブレックファストや短期バケーションレンタル、タイムシェアは必須ビジネスとして見なされない。
キム市長は声明の中で「ベッドアンドブレックファスト、短期レンタル、タイムシェアは、島全体に広がっており、その多くは住宅地に存在する。そして、そこに来る人々の多くは、知事が命令している14日間の自己検疫を守っていない」と述べた。
これらの宿泊施設は即時に広告とともに運営を停止する必要がある。
ただし、現在の宿泊者は事前予約された期間が終了するまで滞在することができる。
カウアイ島でも全てのバケーションレンタルとホームステイを5月3日まで全面停止するという同様の緊急宣言が4月8日に発表されている。
(日刊サン・週間ニュースダイジェスト・ 2020.4.17)