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ホノルル鉄道プロジェクト コロナ感染影響で再び遅れ

 2025年12月に予定されているカポレイからアラモアナまでの鉄道の開通日は、新型コロナウィルスの流行のために遅延する可能性が出てきている。

 

 ホノルル市とホノルル高速輸送局(HART)は、官民パートナーシップ契約の入札に参加する企業が提案の準備に時間がかかるという理由で入札を遅らせているからだ。 この契約は鉄道の完成に非常に重要で、

 

 この契約が成立するまで連邦政府は7億4400万ドルの資金をホノルルプロジェクトに調達しないことになっている。

 

 92億ドルの鉄道システムは、すでに予定より6年遅れており、予算的にも数十億ドル超過している。

 

 今回の入札工事は、4マイルの高架鉄道、主要な8駅、パールハイランズのトランジットセンターと1600台の駐車場の建設とともに、鉄道全線の30年間の維持運用も含む。

 

 当初は4月8日に入札企業は技術的提案を提出する予定だったが、新型コロナウィルス感染のために、下請企業や供給元との連携が取れず最終コストを算出できない状況に陥り、提案提出期限が遵守できないと申し出た。

 

 HARTの局長であるアンドリュー・ロビンズ氏は、「5月15日に契約を締結する予定だったが、新しいスケジュールはまだ未定である。今回の遅延が線路全体の開業日の遅れにつながるというわけではない」と述べた。

 

 ロビンズ氏によると、東カポレイからアロハスタジアムまでの区間の開通を今年10月と予定していたが、これも4週間遅らせることとなった。

 

 本土や海外からの技術者たちが検疫で2週間隔離されて予定されていた仕事ができなかったことが主な原因である。

 

 

(日刊サン・週間ニュースダイジェスト・ 2020.4.17)

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