【世界のこぼれ話】元消防隊員だった父のために消防隊Tシャツでキルト製作 アイオワ州
元消防隊員だった父親のためにキルトを作ることを思いついた、アイオワ州ミロ在住のアリ・マローズさん(23歳)の話をフォックス・ニュースが伝えている。
8月に61歳の誕生日を迎える父親へのプレゼントして、全米50州の消防署のロゴマークのついたTシャツからキルトを作ろうとTikTokに投稿をしたのだ。
「この計画を思いついたのは、家族で旅行に行くと、父はいつも地元の消防隊のTシャツを買っていたからです。全米50州を訪れていないので、父のために全州の消防隊Tシャツを集めようと思ったのです。50枚のTシャツを着ることはできないので、そのTシャツでキルトを作って父にプレゼントしようと思っています。どうかTシャツを送ってください」
父親のビル・コリンズさんは、38年以上消防隊員として活躍した後、2021年9月にリタイアしている。
「消防隊Tシャツを送ってください」というアリさんの投稿は、あっという間に246,800回も再生され、アメリカ各地から消防隊Tシャツが送られてきた。
現在100枚以上のTシャツがアリさんの元に送られており、中にはイラクやアフガニスタンのものもあるという。
あまりにも多くの荷物が自宅に届くために、アリさんの父親は何かが起こっていることはわかっているようだが、内容はまだ知らないそうだ。
「皆さんのご協力に本当に感謝しています。会ったこともない私からのリクエストに応えて、こんなにもたくさんのTシャツを送ってくださってありがとうございます!」
アリさんは、余った布を利用して犬のおもちゃを作る予定だという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.15)
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