【世界のこぼれ話】鳥インフルエンザから鳥類を守れ アメリカ各地の動物園で対策
アメリカ国内各地の動物園で、鳥インフルエンザから鳥類を守るための対策が行われているとフォックス・ニュースが伝えている。
国内では、商業用鳥類や庭で飼育されているニワトリ、アヒル、七面鳥の間で鳥インフルエンザが流行しており、すでに2,400万羽が感染していると言われている。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、鳥インフルエンザは、唾液、鼻水、糞尿を介し、鳥類から鳥類へ感染するという。
重症の場合には死亡することもあり、動物園では飼育している鳥類を守るための対策が取られ始めている。
オハイオ州コロンバス動物水族園では、鳥類を移動させる前に観察期間を設けている。
ミズーリ州カンザス市動物園でも同様の措置が取られており、野生の鳥類からの感染を防ぐために、飼育している鳥類を屋外から屋内に移動させているという。
白鳥や鶴、コウノトリやフラミンゴなど様々な鳥類が対象となっている。
イリノイ州シカゴでも、屋内に移動させるなどの対策が行われている。
多くの動物園で、訪れる人々は屋内で鳥類を見ることになっているようだ。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.14)
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