ハワイ州における新型コロナウィルス感染数については、オミクロン株の新亜種であるBA2の感染が若干増えている状態だが、ホノルル市長のリック・ブランジャルディ氏がコロナ陽性であることが判明したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
4月13日(水曜日)ブランジャルディ市長(75歳)はコロナ検査で陽性反応が出たために、自宅で隔離をしている。
市役所からの報告によると、市長はすでに3回のワクチン接種を終了しており、軽い症状があるものの、非常に元気だということだ。
しばらくの間自宅から仕事をすることになるが、過去数日間に濃厚接触した人々について調査が行われている。
州衛生局の発表によると、州での過去1週間の感染数は1,327件だという。
13日の時点で、新型コロナ感染入院患者は29人で、2人が集中治療室で治療を受けている。
デービッド・イゲ知事は11日、ホノルル・スター・アドバタイザーのストリーミング番組「スポットライト・ハワイ」に出演して、次のように述べている。
「現時点でマスク着用規制を復活させる予定はありません。春休み後に感染数が少し増加しましたが、アメリカ本土で見られるような大きな増加ではありませんでした。入院患者数も低く押さえられており、良い状態であると言えます」
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.14)