ホノルル市ではこの夏、「サマー・ファン・プログラム」(夏休み中の学童保育プログラム)を本格的に再開することにしており、オアフ島内の58カ所でおよそ500人の臨時職員を募集している、とハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
市の「サマー・ファン・プログラム」は、新型コロナウィルス感染抑制のために過去2年間縮小を余儀なくされていたが、今年の夏休みには6歳から13歳の児童およそ9,000人を受け入れる予定にしている。
リック・ブランジャルディ市長は、「過去2年間は例年のように開催することができませんでしたが、今年は収容人数をパンデミック前の状態まで戻します。『サマー・ファン』は70年間の行われて来たホノルルの伝統でもあります。再開は非常に喜ばしいことだと思います」と述べている。
一方、保護者たちにとっては、子供をプログラムに参加させるために大きな仕事が待っている。
保護者たちの多くは、子供の参加枠を確保するために夜明け前から列を作って並ばなければならない。
昨年はオンラインでの申し込みを受け付けたものの、技術的な問題が起こったため、今年は以前のように保護者が列に並んで順番に受け付ける方式に戻される。
申し込み受付は5月14日午前9時となっており、6月から7月中旬までの6週間のプログラムに参加する費用は125ドル。
子供たちの面倒を見る臨時職員の時給は、15ドルから16.75ドルとなっている。
ホノルル市公園およびレクリエーション局の管轄となっているが、担当コーディネーターのシャナ・マカダンダン氏は、「楽しい仕事です。子供たちの人生に大きな影響を与える仕事ですし、様々なことを教えて、人生を豊かにする仕事です」と述べている。
市によると臨時職員の確保が昨年も困難だったが、今年も同様の状況だという。
この仕事の詳細についてはこちらから。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.12)