米国農務省(USDA)食品安全検査局(FSIS)は、「コナグラブランド」(Conagra Brands)の約258万1816パウンドの肉および鶏肉の缶詰製品をリコールすると発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
今回、パッケージの欠損により、見た目には汚染の兆候を示さない場合でも製品が汚染されている可能性があるとして、リコールが決定された。
対象となる肉および鶏肉製品は、2022年12月12日(月)から2023年1月13日(金)の間に製造されたもので、製品には「P4247」という施設番号が記載されている。これらの商品は、ハワイを含む全米の小売店へ出荷されている。
今回の製品汚染に関して、同施設の倉庫で複数の製造日の缶に腐敗または漏出が起こったため、同施設がFSISに連絡したことで発覚した。なお、現在まで、これらの製品を摂取したことによる身体への影響の報告は確認されていない。
これらの製品を摂取したことで健康に不安がある場合は、医師に相談することが推奨されている。
食品安全に関する質問は、トールフリーのUSDA精肉ホットライン(888-MPHotline、888-674-6854)またはAsk USDAによるライブチャットで、月曜日から金曜日のハワイ時間午前4時から正午まで受け付けている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.4.10)