フードランドの顧客情報、一部漏洩か F B Iが調査中
今週、フードランドの一部の顧客宛にスパムメールが送信されている問題で、同社サイバーシステムのセキュリティに不具合がある可能性が懸念されている。フードランドは「サイバーシステムがハッキングされ、顧客情報が漏洩した可能性が高い」としている。KHON2の報道では、現在FBIがこの件についての調査を進めているという。フードランドの広報担当者は、顧客の支払い情報など店舗の登録システムには影響がないとしている。
フードランドは、一部の顧客が「Hack at Foodland」という未知の送信者からスパム・メールを受信したことを認めた。スパム・メールは、盗まれた顧客の個人情報が闇サイトで公開される恐れがあるという内容で、リンクが添付されている。セウィ・テクノロジーズC E Oでサイバーセキュリティ専門家のティモシー・キャミノス氏は、これらのリンクをクリックしたり、スパムと思しき電子メールを開いたりしないよう呼びかけている。クリックするとそのリンクがアクティブ化され、P Cに何かがダウンロードされる可能性もあるという。フードランドは、電子メールがどこでどのように発信されたか判断するのは難しいとした上で、現在専門家やサイバーセキュリティ会社と協力して原因の究明にあたっていると述べた。
(日刊サン 2021.04.09)
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