テキサス州の女性、世界最長の爪を28年振りにカット
テキサス州ヒューストンのアヤナ・ウィリアムズさんは 2017年に手指の爪の長さが合わせて18フィート10.9インチ(5メートル76センチ4ミリ )になり、女性の爪の世界最長記録を勝ち取った。
ギネス世界記録(GWR)によると、ウィリアムズさんは先週末に爪をカットしたが、その際の爪の長さは2017年の記録達成時よりも約6フィート長い24フィート0.7インチ(7メートル33センチ55 ミリ)に達していたという。フォックス・ニュースに提供されたプレスリリースによると、ウィリアムズさんの右手指の爪の長さは合わせて3メートル38センチ5ミリで、左手は3メートル95センチ0.5ミリだった。カットされた爪は、フロリダ州オーランドの博物館リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノットに9日から展示される予定だ。
ウィリアムズさんは1990年代初頭以来、28年間爪を切っていなかった。その間、ウィリアムズさんは日常生活での行動に非常に注意しなければならず、皿洗いやベッドメイキングなどはできなかったという。ウィリアムズさんは「長い爪がない状態ではどんなことができるかを常に考えていました。爪をカットすることを嬉しく思うと同時に、新たな始まりを楽しみにしています」と語った。
ウィリアムズさんが爪を切る直前まではマニキュアを塗るのも大仕事で、全ての爪を塗り終えるまで数日かかり、3~4本のマニキュアの瓶が必要だったという。2017年に彼女が最も長い指の爪を持つ女性になった際は、マニキュアの瓶2本が使用され、塗り終わるまでにかかった時間は20時間だった。ウィリアムズさんはテキサス州フォートワースのトリニティビスタ皮膚科で爪を切ったが、施術をしたアリソン・リーディング博士は、その際に電動工具を使用した。ウィリアムズさんは、爪を切った直後に指の関節が楽になるのを感じたという。
GWRによると、現在、世界最長の手指の爪を持つ女性の記録保持者は2008年2月に28フィート4.5インチ(約8.6メートル)の長さに達したリー・レドモンドさんだという。レドモンドさんは2009年にスペインで自動車事故に遭った際、その長い爪を失った。
(日刊サン 2021.04.08)
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