警察のおとり捜査によって、ハワイ島コナ在住の男性4人が子どもを対象とした性的犯罪で逮捕されたとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
今回のおとり捜査は、子どもたちを性犯罪から守る「ケイキ・シールド作戦」の一環として、3月31日(金)から4月2日(日)にかけて行われたもので、ハワイ警察は、ハワイ郡検察庁およびハワイ児童インターネット犯罪作戦部隊(Hawaii Internet Crimes Against Children Task Force)と連携して捜査を行った。作戦部隊のメンバーには、ホノルル警察とマウイ警察、州法務長官局、国土安全保障捜査局、海軍犯罪捜査局の職員と法執行官などが含まれている。
ニュースリリースによると、今回のおとり捜査は、ハワイ島コナにて、インターネットで捜査官が未成年者を装う形で実施され、ハワイ島警察は以下4人の容疑者を逮捕・起訴した。
・ミカイア・ホーマイカイ・スミス(31):第一級児童インターネット誘引罪と未成年者向けポルノ販売促進未遂罪で起訴。1万5000ドルに設定された保釈金を支払って釈放された。
・ジョセフ・マイケル・マーシャル(42):第一級児童インターネット誘引罪で起訴。保釈金は1万ドルに設定され、監督下での釈放となった。
・ヴィンセント・アントニオ(36):第一級児童インターネット誘引罪で起訴。保釈金は1万ドルに設定され、監督下での釈放となった。
・ライエン・ナップ(40):第一級児童インターネット誘引罪と未成年者の福祉を危険にさらす罪で起訴。5万ドルの保釈金を支払い、釈放された。
予備審問に代わり、5日(水)、4人全員に対して大陪審の起訴状が発行され、今後の手続きは巡回裁判所で行われる予定となっている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.4.7)