体長1.8メートルの巨大トカゲがコンビニに侵入 タイ
タイ中央部にあるナコーンパトム県のコンビニエンス・ストアに、腹を空かせた巨大トカゲが食べ物を求めて侵入してきたと、サウス・ウェスト・ニュース・サービス(SWNS)が報じている。
トカゲは棚に這い上がり、陳列されていた牛乳などの食品パッケージを次々と床に落とした。侵入したのは体長6フィート(約1.8メートル)のオオトカゲで、6日、ナコーンパトム近辺の運河から上陸した後、コンビニに入店した。トカゲが店を荒らしている間、客と従業員は店内のカウンター後部に避難していた。その後間もなく、爬虫類専門のレスキュー隊員が現場に到着し、オオトカゲを捕らえて近くの草むらに解放した。コンビニ店内の食べ物は食べなかったという。
オオトカゲは一般に、魚、ヘビ、カエルなどを捕食するが、人間の残飯を食べることもある。当時客として店にいたナルンパ・タンシンさんは次のように話した。
「食料品を買おうとコンビニに立ち寄ったら、そこに巨大なオオトカゲがいた。オオトカゲは時に危険な動物になるので、すぐに後退りした。そして携帯で撮影した。このコンビニはトカゲにとってさえ、何でも揃っている便利な店なのかもしれない」
SWNSは、最近この地域に続く乾燥した天候のため、オオトカゲは餌を見つけられなかった可能性もあると報道している。オオトカゲは危険が迫っていると感じた際、毒性を含む歯で人間を噛むこともある。
(日刊サン 2021.04.07)
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