身元不明の男が屋外に設置されたカニの水槽から500ドル相当のカニ15匹を盗んでいる映像を、カリフォルニアのレストランがYouTubeに公開した。映像を公開したジョバンニズ・フィッシュ・マーケットのオーナーはフォックス・ニュースのインタビューで「水槽からカニが盗まれたのはこれが初めてではない」と説明した。

この水槽は約35年間屋外に設置されており、観光客の間で人気だ。水槽には約150匹のカニを入れることができるが、その場合、カニの価値は数千ドルに上る可能性があるという。オーナーは、イースターの前夜に盗まれたカニは、販売目的ではなくパーティーの料理にする目的だった可能性が高いと話している。

カニが盗難された直後にレストランのセキュリティが機能し、オーナーは発生から数分以内に警備会社からの通知を受けた。その後警官が呼ばれ、オーナーは容疑者の映像をYouTubeで公開した。容疑者は正式に特定されておらず、当局は未だ事件を捜査中だ。レストランのオーナーは「犯人がすぐに発見されることを期待している」と語った。