「ザ・ロック」こと俳優のドゥエイン・ジョンソン氏は3日(月)、ディズニーの2016年のヒット作「モアナ」の実写リメイク版が開発中であることを発表したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
詳細についてはまだ発表されていないが、ジョンソン氏は本作のプロデューサーの一人となり、マウイ役で再び出演する予定だという。同氏はツイッターでも告知動画を投稿し、本作が「非常に初期の段階」であるとしながらも、その重要性について説明している。
発表の中でジョンソン氏は、「モアナの美しい物語を実写の大スクリーンに映し出すことができることに、感謝の気持ちでいっぱいだ。この物語は私の文化であり、私たちの民族の優雅さと戦士の強靭さを象徴している。私はこの文化を誇り高く肌にまとい、また亡き祖父であるピーター・マイヴィア高官のマナと精神にインスパイアされたマウイと再び交わるこの一生に一度の機会に、非常に深い意味を感じている」と語っている。
オリジナル映画でモアナの声を担当したアウリィ・クラヴァーリョ氏が起用されるかどうかは不明だが、彼女はリメイク版のエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねている。
クラヴァーリョ氏は、「モアナは、私たちがディズニープリンセスをどう考えるかについて、とても深い影響を与えた。モアナの強さと精神力は、世界中の観客、私、そしてモアナに命を吹き込んだすべての人にインスピレーションを与えている。彼女の物語を全く新しい形で共有できることを楽しみにしている」と、ニュースリリースでコメントしている。
なお、「モアナ」の実写リメイク版の監督や公開日は、まだ発表されていない。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.4.4)