新型コロナワクチン適用者の25%が接種済み
ハワイ州
ハワイ州各郡のワクチン接種適用者のうち、4分の1が少なくとも1回目の新型コロナワクチンの接種を受けたと州保健省が月曜に報告したことをハワイ・ニュース・ナウが報じている。また同日、カウアイ郡は16歳以上のほとんどの居住者に対してワクチン接種が適用されると発表した。ハワイ州全体では現在、60歳以上の居住者にワクチンを接種が適用されている。
州は供給されるワクチンの量に基づき、現在より多くの人々に向けて接種の適用を実施する時期にあるとしている。ワクチン接種のサインアップはロングス・ドラッグス、クィーンズ、カイザーなどの各医療機関等やHawaiiCOVID19.comで可能。現在、オアフ島とマウイ島では60歳以上、モロカイ島とラナイ島では18歳以上、ハワイ島では50歳以上の住民が接種を受けることができる。
カウアイ島のウェブサイトでは、今週から島内の複数の場所で接種の予約が可能としており、観光業、レストラン、バーに携わる全ての労働者に対し、トランス・パシフィック・セーフ・トラベル・プログラムが再開する2021年4月5日までに接種するよう促している。州保健省からの最新のデータによると、カウアイ島の人口の約37%が少なくとも1回のワクチン接種を受けている。
マウイ島では今週水曜日から、マウイ・ヘルスのワクチン接種会場がより広いグランド・ワイレア・リゾートのボールルームに移動する。また、カイザーは先週末、ワイルク診療所で1,000人に接種を実施。現在、マウイ島の人口の約27%が少なくとも1回の接種を受けている。ハワイ島では50歳以上を対象に一部の病院で接種が実施されており、マウイ島同様、人口の約27%が少なくとも1回の接種を受けている。
(日刊サン 2021.03.30)
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