アメリカ本土で鳥インフルエンザが増加したことにより卵の供給量が減り、全国的に卵の価格高騰が続いている中、地元の卵生産者は値上げをしない方法を模索中であるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
オアフ島ワヒアワにあるピーターソンズ・アップランド・ファームでは、毎日平均3000個の卵を出荷加工しており、大玉の卵1ダースを5.5ドルで販売している。なお、小売業者のInstacartによると、1月のハワイでは、1ダースの卵の価格が平均9.73ドルにのぼった。
同農園のマネージャーのシャロンさんは、「私の祖父は1910年にこの農場を始めたが、最も重要なことは、コミュニティを大切にすることだと教えてくれた」と語っている。
同農園は毎週火曜日から土曜日の午前9時にオープン。営業時間前から卵を求める人の車が並ぶことも珍しくない。
農園の詳細はこちら。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.29)