ハワイ州ビジネス経済開発観光局(DBEDT)は、ハワイ州、郡政府、地域社会、米国防総省の効果的な連携と透明性に重点を置く「ミリタリー・コミュニティ・リレーションズ・オフィス」を設立したとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
この新機関の設立は、10月にDBEDTに授与された国防総省地域防衛協力局からの320万ドルの助成金によって実現した。エグゼクティブ・ディレクターにローリー・ムーア氏、副ディレクターにジョン・グリーン氏が任命されており、2人は4月1日(月)よりこの新しい役職での業務をスタートする予定となっている。
ムーア氏は、直近では軍事サービスYMCAハワイのエグゼクティブ・ディレクターを務め、ハワイ最古の非営利団体を率い、オアフ島の13カ所で軍人とその扶養家族にサービスを提供してきた。同氏はまた、ネイチャー・コンサーバンシーでパルミラ・プログラムのディレクター、USSアリゾナ・メモリアルのパールハーバー・メモリアル・ファンドのディレクターも務めてきた。
グリーン氏は、DBEDTビジネス開発支援課の防衛産業スペシャリストとして、政府、産業界、地域資源パートナー、国防総省代表の協力のもと、ハワイ防衛アライアンスを設立し、ハワイ経済の防衛部門への地元企業の参加を増やすことに注力してきた。
(日刊サン 2024.3.27)
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