ハワイの地元の人々や旅行者から愛されているオアフ島で人気のビーチパークである「アラモアナ・リージョナル・パーク」が、「USトゥデイ」誌の「ベストシティパーク」の候補に挙がっているとKHON2が伝えている。
アラモアナ・リージョナル・パークはホノルルの中心部に位置し、かつては沼地だった119エーカーの土地を埋め立ててできた公園だ。白砂のビーチや遊歩道、ダイヤモンドヘッドを望むマジックアイランド、ラグーン、各種スポーツコートなどがあり、自然や人工のさまざまなアクティビティを楽しむことができる。
敷地内では、公衆トイレの改修やその他の園内整備など、複数の維持管理プロジェクトが進行中だ。ダイヤモンドヘッド側の公衆トイレは現在改修中で、4月に完成する予定となっている。その他にも、植樹やマッコイ・パビリオンの改修などが行われている。
アラモアナ公園は1930年代に遡る豊かな歴史を持つ。記録によると、初期の公園設備には、スポーツ・パビリオン、バニヤン・コート、ローン・ボーリング・グリーン、ブライドル・パス・ブリッジ、ルーズベルト・エントリー・ポータルなどがあったという。また、1934年には、フランクリン・デラノ・ルーズベルト元大統領がアラモアナを「The People’s Park(民衆の公園)」と呼んだ。
現在、アラモアナ公園は地元住民や旅行者にとってオアフ島有数の人気スポットとなっている。ホノルル市は、毎年推定400万人がこの公園を訪れ、オアフ島のコミュニティの主要な一部になっていると述べている。
USトゥデイ誌の「ベストシティパーク」では、ノミネートされた公園の中から、読者による投票で全米トップ10が決定される。アラモアナ公園を全米の「ベスト・シティ・パーク」に推薦するには、4月8日(月)午前6時59分までに投票を。詳細はUSAトゥデイのウェブサイトで確認を。
https://10best.usatoday.com/awards/travel/best-city-park-2024/ala-moana-regional-park-honolulu-hawaii/
画像:Nikkan San
(日刊サン 2024.3.26)
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