3月23日フードランド・スーパーマーケット社は、現在7店舗で運営している薬局部門を4月中旬までに全て閉鎖し、取り扱っている処方箋はすべてロングスドラッグスへ移行することになると発表した。
同社によると、現在取り扱っている処方箋を移行することはすでにCVSヘルスのロングスドラッグスと合意しているという。
処方箋のデータ移行は、電子的かつ自動的に行われるため、現在フードランドの薬局で処方箋薬を購入している人々は何もする必要はなく、どのロングスドラッグスの店舗でも今までの処方箋薬を購入することができる、とホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
フードランドのCEO兼代表取締役であるジェナイ・S・ウォール氏は「薬局事業から撤退するという決断は、簡単なものではありませんでした。当社の薬局部門を長年にわたりご利用いただいていたお客様や従業員に大きな打撃となることを理解していましたが、利益率が大幅に減ったことと、維持費用が増加したことで損失が増えてきていました。ロングスドラッグスとの合意により、お客様にはご不便をおかけすることなく、処方箋薬をそのまま入手していただけるようになりました。今後は、食料品・日用品事業に特化して、お客様により良い品物とサービスを提供していけるよう、一層の努力をしてまいります」と書面で述べている。
部門閉鎖後90日間は、フードランドの薬局に電話すると、ロングスに転送されることになっている。
顧客情報は全てロングスドラッグスに電子的に移行され、顧客はどのロングスドラッグスの店舗でも今までの処方箋薬を購入することができる。
ワイメア店、ライエ店、プアイナコのサックン・セーブ(Sack N Save)店のそれぞれの薬局部門は4月11日に閉鎖、カポレイ店は4月12日、カイルア店とプカラニ店は4月13日、プリンスビル店は4月14日にそれぞれの薬局部門が閉鎖される予定となっている。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.24)