ハワイでは年間およそ700万缶が消費され、州民食とも言われるスパムだが、そのフレーバーを評価するランキングが発表されたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
今回のランキングは米全国紙「デイリーミール」が発表したもので、年間を通して販売されている10種類の定番フレーバーについて、同紙の食通たちがランク付けを行った。
最下位は「ホット&スパイシー」で、「わずかに辛味を感じるが、香辛料はほとんど感じられない」「舌を刺激する成分がごく少量加えられているようだ」とコメントされている。
1位は「クラシック」で、「クラシックにはクラシックたる理由がある。伝統的なスパム・クラシックは、間違いなく最高のスパムだ」と述べている。
デイリーミールが発表したランキングは、下記のとおり。
1位 クラシック
2位 テリヤキ
3位 ヒッコリースモーク
4位 トゥチノ・シーズニング入り
5位 オーブンローストターキー
6位 ハラペーニョ
7位 リアルホーメルベーコン入り
8位 減塩
9位 ライト
10位 ホット&スパイシー
スパム社では上記の定番フレーバーのほかに、パン粉をまぶしたスパムから照り焼きスパム、パンプキンスパイス・スパムやいちじくプリン・スパムなどの季節限定のものまで、長年に渡ってユニークなフレーバーを販売している。最近ではポルトガルソーセージ・スパムが限定販売され、大人気となった。
なお、ハワイ・ニュース・ナウでは2019年、グレース・リー氏による独自のスパムのフレーバー・ランキングを発表しており、そこではデイリーミール紙で2位のテリヤキ味が低く格付けされたが、ホット&スパイシーに辛さがないことや、クラシックが1位という点では同じ評価となった。
デイリーミール紙のスパムランキングの詳細はこちら:
https://www.thedailymeal.com/1232627/every-flavor-of-spam-ranked-from-the-worst-to-the-best/
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.21)