3月19日(土曜日)午後10時ごろ、ワイキキで銃による殺人事件が起こったとKHONが伝えている。
カラカウア・アベニューとルアーズ・ストリートの交差点近くの歩道で男性2人が口論となり、1人が銃でもう一方を撃ち、ルアーズ・ストリートをクヒオ・アベニューに向けて逃走した。
撃たれた男性は救急車で病院に搬送されたが、その後死亡が確認されている。
警察が犯人を追っていたが、翌日の午後2時過ぎに犯人は警察に自首したという。
死亡したのはマーカス・I・マクニールさん(20歳)で、マクニールさんを撃ったと自首してきたジャスティス・マヌマロ・カイオは第2級殺人容疑で逮捕された。
ホノルル警察によると、被害者と加害者は顔見知りだったという。
土曜日の夜ということで、現場近くには大勢の人がいた。
近くのホテルに宿泊していたティファニー・ローランドさんと母親のタミー・ブランアントさんは事件が起こったときに部屋にいたという。
「銃声を聞いたので降りていくと、救急車が男性を搬送していくところでした。警察が通りで人々に事情聴取をしていました」と述べている。
ワイキキ周辺の事業者で形成されるワイキキ・ビジネス・インプルーブメント・ディストリクトの会長のジェニファー・ナカヤマ氏は「どのような暴力も問題ですが、今回の銃撃事件は起こった時間と場所という点でとても心配です。ホノルル市、市長、警察には犯罪対策により一層力を入れて取り組んでもらいたいと思います。ワイキキの事業者にとって、観光客を呼び戻すのに安全は非常に重要なことなのです」と述べている。
3月15日(火曜日)にエナ・ロードとホブロン・レーンの交差点近くで起こった刺傷事件では、容疑者の男性が逮捕された。
アレキサンダー・デジャーネット容疑者は第1級と第2級暴行罪で起訴されたという。
50歳の被害者は上半身に刺された傷があり、救急車でクイーンズ・メディカル・センターに搬送されたが、重傷だという。
デジャーネット容疑者には25万ドルの保釈金が設定され、拘置されている。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.21)