【世界のこぼれ話】セラピーアヒルがシニアセンターで活躍 ニュージャージー州
ニュージャージー州出身の退役軍人は、自身の治療の一環として育てているセラピー用のアヒルを地元の高齢者とシェアしているとWPVIが伝えている。
アヒルの飼い主は、退役軍人のジェレミー・ピアットさん。障害者であり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しんでおり、その治療として、彼とその婚約者は、感情サポート動物として鳥を育てている。
まず最初はニワトリから始め、後にアヒルも飼い始めたという。最初は2羽だったアヒルが、現在は30羽ほどに増えた。そして現在、ピアットさんはあちこちの施設に出向き、高齢者にセラピー用のアヒル2羽との触れ合いを提供している。
「PTSDは脇腹に刺さったトゲのようなもので、私は働くことに困難を感じていた。いま、動物への愛情を他の人たちと分かち合うことが、私の天職だと信じている」とピアットさんは語っている。
ピアットさんは、インスタグラムにセラピーアヒルとの体験を投稿している。詳しくはこちら。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.20)