無料寿司のために改名やめて
台湾では国民は3回まで氏名を法的に変更することができることになっている。
これを利用して寿司を無料で食べようとしている人々が続出し、当局は不必要な書類の手続きで行政を煩わさないように求めているとフォックス・ニュースが伝えている。
ことの始まりは、寿司チェーンの大手スシローの台湾現地法人が今週初めに新しいキャンペーンの広告をツイッターで発表したことだった。
17日(水曜日)と18日(木曜日)の両日、名前に「Giu Yu(鮭)」という文字が入っている人物がいるテーブル全体の客は無料、海洋生物の名前が入っている人は半額にしますというキャンペーンだ。
これを受けて、およそ150人の若者が台湾政府事務所で正式に改名手続きをしたという。
「鮭王子」「鮭王」「鮭焼飯」などの名前に改名した人々がスシローで無料寿司を食べた。
中でも台湾で一番長い名前の記録を樹立した人の名前は「愛している、台湾、鮑、鮪、鮭、ずわい蟹、雲丹、帆立、ロブスター、牛肉、メイフル、パレー・ドゥ・シャイン、リージェント、ヒルトン、シーザーパーク、ホテル・ロイヤル(全て台湾にある高級ホテル)」だそうだ。
「爆発的良外見鮭」という名前に改名した男子大学生は友人とともに235ドル以上をスシローで食べて無料になったという。
今回無料で寿司を食べるために改名した人々のほとんどは、食事の後に元の名前に戻す予定だと話している。
ちなみに、台湾で名前を法的に変更する手続きと新しい身分証明書の発行費用はおよそ3ドルだということだ。
(日刊サン 2021.03.19)
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