今日はセント・パトリックス・デー
3月17日はセント・パトリックス・デーだが、そもそも何の日か正確に知っているだろうか?
ニューヨークやボストンなど、アイルランド系移民が多い地域ではパレードなど盛大なお祝いが催され、シカゴでは川に塗料を流し込み緑にすることが有名だが、宗教儀式の日、アイリッシュ文化のお祝いの日、緑のシャムロックが象徴するように何か緑のものを身につけないとつねなれる日、世界中でパレードが行われるこの日は本当は何の日なのか?
パレードに参加する前に、一応その由来を知っておくのも悪くはないということで、ニューヨーク市にあるセント・パトリック大聖堂のロバート・リッチー神父がフォックス・ニュースの取材に対して説明している。
「アイルランドにキリスト教を広めた聖人セント・パトリックの命日である3月17日はアイルランドのセント・パトリック大聖堂における正式な祝いの日です。この日は教会に行って、祈りを捧げる神聖な日とされています。セント・パトリックス・デーはアメリカ建国より前からアイルランドのお祝いの日とされており、アメリカでの最初のセント・パトリックス・デーのお祝いは、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンがまだ軍人だったときにアイルランド人の軍隊とともにニューヨーク市のブロードウェイを行進した事が最初とされています」
ちなみに、この日には、オーストラリアのシドニーにあるオペラハウス、ブラジルのリオデジャネイロにあるキリスト像、中国の万里の長城、エジプトのピラミッドも緑色に照らされるという。
(日刊サン 2021.03.17)
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