ワクチン接種 予約殺到
3月15日から1Cグループの人々に対するコロナワクチンの接種が開始されたが、非常に多くの人々が予約に殺到したために、予約をとることが困難になっているとKHONが伝えている。
1Cグループとは、65歳以上の住民、16歳以上で持病のために高リスクをされる住民、そして必要不可欠な分野で働く人々のことだ。
1Cグループの必要不可欠な分野とは、ホテル・観光業、レストランなどフードサービス業、銀行などの金融業、運転手などの運輸業、建設業、メディア、輸送業、IT業だ。
ワクチン接種を担当する医療機関では、急激な予約の増加に対応が困難となっており、1Cグループの中でも優先順位をつけている。
クィーンズ・ヘルス・システムズが担当しているブレイズデル・コンサートホールでのワクチン接種の予約は、現時点で65歳以上と高リスクの人々にのみ予約の受付を行っているという。
高リスクというのは、透析を行っている、化学療法を受けている、酸素療法を受けている人々を指している。
必要不可欠な分野で働く人々で接種を希望する人は、現時点では雇用主を通じての予約、もしくは薬局での予約をするしかないという。
ハワイ州保健局では雇用主からの申請書を受け付けており、今週から各個人にレターを発行することにしている。
このレターを受け取った人はロングズなどの薬局で予約をして接種が可能となる。
クィーンズもハワイ・パシフィック・ヘルスも、1Cグループの人々に対して予約の空きをウェブサイトで頻繁にチェックするよう推奨している。
ワクチン接種についての詳細及び予約方法はこちらから。
(日刊サン 2021.03.16)
シェアする