ハワイ大学マノア校公安部(UH DPS)は、近頃キャンバス内でのスクーター(原付バイク/モペッド)の盗難が相次いでいるとして、大学利用者に注意を呼びかけているとKHON2が伝えている。
関係者によると、ここ数週間のうちに、キャンパスや寮周辺の様々なスクーター指定駐車場から、5台のスクーターが盗まれたという。
スクーターの盗難を防ぐために、UH DPSでは、次のことに注意するよう伝えている。
- 簡単に切断したり取り外したりできない重いチェーン付きの頑丈なスチール製ロックを使用すること。鍵をかける際、ロックやチェーンがシートやハンドルバーの上に持ち上がらないようにすること。また、スクーターから離れる際は、車体に固定されていない付属品などは取り外すこと。
- スクーターを駐車する際は、動かないものにロックをして固定すること。動かせるものに固定すると、持ち上げられて盗難される可能性がある。自転車用の駐輪ケージを利用する場合も、同様に気をつけること。
- 安全で明るく、合法的な場所に駐車すること。たとえ数分間放置する場合でも、必ずきちんと鍵をかけ、貴重品を車内に放置しないこと。
- 自転車やスクーターは、ホノルル市とハワイ大学コミューターサービスに登録すること。車体番号やシリアル番号を含む車体の写真を撮っておくと、もし盗難に遭った際にも捜索がしやすいため。
- いつも同じ場所に駐車したり、何日も放置しないこと。パターンが把握されると盗難のターゲットにされやすい。大学内に住んでいる場合は、自転車やスクーターに乗らない日でも、毎日状態を確認すること。
- キャンパス内で取り締まりやレッカー移動を避けるには、指定された駐車場に駐車し、有効な駐車許可証があることを確認すること。
- 長期間不在にする間、安全な駐車場がない場合は、友人や家族に留守中に保管してもらえるかどうか確認すること。
なお、不審な行動を見かけたら、DPS 808-956-6911またはホノルル警察(911)まで通報を。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.15)