コロナ給付金 誰がいくらもらえる?
先週木曜に議会を通過してバイデン大統領が署名をしたアメリカン・レスキュー計画により、アメリカ国民はコロナ給付金を受け取ることになった。
そこでIRSがウェブページを立ち上げて、誰がいつ、幾らの給付金を受け取ることができるのかという質問や、昨年の一回目と二回目の給付金についての情報の提供を週末から始めたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
このウェブページは「自分の給付金の受け取り(ゲット・マイ・ペイメント)」
https://www.irs.gov/coronavirus/get-my-payment
と名付けられており、英語だけでなくスペイン語、中国語など数カ国語で説明している。
アメリカン・レスキュー計画では、年収75,000ドル未満の個人に1,400ドル、年収150,000ドル未満の夫婦には2,800ドル、年収112,500ドル未満の世帯には扶養家族分も全額給付されるとなっている。
年収75,000ドル以上80,000ドル未満の個人、年収150,000以上160,000ドル未満の夫婦、年収112,500ドル以上120,000ドル未満の世帯は減額されるものの給付金を受け取ることができる。
それ以上の年収の個人、夫婦、世帯には給付金はない。
扶養家族についても、保護者の収入によって一人当たり最高額1,400ドルまでが支払われる。
17歳以上の大学生、老親、成年障害者の扶養家族は昨年のコロナ給付金の対象者とならなかったが、今回は対象者となって世帯主に支払われることになっている。
たとえば、年収112,500ドル未満の両親と扶養の子供2人という家族の場合、1,400ドル4人分で5,600ドルを受け取ることになる。
年収は2020年の確定申告の年収金額、2020年の確定申告をまだしていない場合には2019年の年収金額で決定される。
その時に銀行口座情報を提出していればその銀行口座に直接入金されるが、その時の銀行口座を閉めていたり、銀行口座情報を提出していない場合には、小切手もしくはデビットカードが送られることになっている。
(日刊サン 2021.03.15)
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