オアフ島西部にヒューメイン・ソサエティ
モイリイリ地区にあるハワイアン・ヒューメイン・ソサエティ(HHS)はオアフ島で様々な動物保護活動を行ってきているが、ワイパフに新しいセンターを開設することになり、3月10日に伝統的なハワイアン・ブレッシング(お浄めの儀式)が行われたとKHONが伝えている。
新しい施設の名前はペット・コクア・アウトリーチ・センターといい、フィリピーノ・コミュニティー・センターの中にサテライトセンターとして設置される。
HHSの担当者によると「モイリイリ地区というHHSのロケーションは、オアフ島に住む多くの住民にとって不便なものでした。公共交通機関を使うと往復に3時間もかかってしまう場合もあります。しかし、新しいサテライトセンターの開設によって、オアフ島の中央部、北部、西部に住む人々はHHSの提供するサービスに非常にアクセスしやすくなるなると思います」と述べている。
HHSではペット・コクア・プログラムというサービスを提供しており、動物の遺棄や虐待、ネグレクトの防止対策や去勢・避妊を行なわないことで発生するペットの増加などに対応するために様々な活動をしている。
また、新型コロナウィルス感染が始まった2020年3月から2021年2月の間にペットフードの購入が経済的困難な状況にある人々を助けるために、5万ポンドのペットフードの無料配布を行っている。
ペット・コクア・アウトリーチ・センターでは、無料のペットフードの配布や無料もしくは割引のある去勢・避妊手術に関する情報提供、その他ペットの飼い主のサポートを提供することになっている。
センターの活動時間は日曜午前10時から午後1時半、月曜から木曜まで午後1時から5時半、金曜土曜は休みだ。
場所やサービスについての詳細はこちらから。
(日刊サン 2021.03.10)
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