「Wisetek」が最近行ったオンラインデータ調査によると、ハワイ州は全米で最もビデオゲームに夢中になっている州だということがわかった。
KHON2によると、上位ランキングでは、1位のハワイ州に続き、2位がカリフォルニア州、3位がアラスカ州、4位がネバダ州。また、ランキング最下位はコロンビア特別区で、バーモント州、メイン州、サウスカロライナ州、ミシシッピ州が下位を占め、ビデオゲームに関心がない州であることがわかった。
Wisetekデジタル・マーケティング・マネージャーのミリカ・ヴォニーク氏は、「ゲームは、今日、多くの人々の生活の中で非常に大きな位置を占めている。TwitchやYouTubeでストリーマーを見たり、さまざまなチャンネルでコンテンツを消費している」とコメントしている。Twitch(トゥイッチ)とは、ゲーマー同士が交流できる人気のソーシャルメディアアプリで、ゲームの攻略法に関する洞察を共有したり、経験者が初心者に助言するといった指導的なメディアとなっている。
ゲームはもはやニッチなエンターテインメントではなく、ポップカルチャーの最前線であり、ゲームコミュニティは独自の社会的・経済的な景観を持つまでに成長を遂げている。ビデオゲームやeスポーツ(競技用ビデオゲーム)は世界を席巻しており、ハワイではいくつかの大会が開催されている。
「オレロ・コミュニティ・メディア」は、オアフ島でのeスポーツへのアクセスを提供するために立ち上がったメディア教育機関だ。学校やいくつかの団体と提携し、島中でeスポーツのイベントを配信している。最近では、eスポーツのプログラムやトーナメントを紹介する方法として、ワイパフ図書館、TRUE、Vanta、HPU Esportsと協力している。
同機関によると、eスポーツは、多くの学校や組織がシーンに参加するにつれて、ハワイでの人気と認知度を高めてきたという。参加者たちはビデオゲームやeスポーツを通して、チームワークやコミュニケーション、問題解決法を学び、創造性の機会を得ている。
CEOのロジャー・マッキーグ氏は、「ハワイでeスポーツをサポートできることを誇りに思っている。なぜなら、eスポーツは若者とつながり、彼らの声に力を与える強力な方法だと信じているからだ」と語っている。
同機関は、eスポーツへのアクセスを提供することで、教育機会を増やし、労働力の育成を図り、地元の子どもたちがビデオゲームやeスポーツの最前線に立つことを実現している。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.10)