フレンチブルが危ない
先月、レディーガガの飼っているフレンチブルドッグのガスタフとコージが盗まれた。
犬の散歩係が2匹の散歩をしているときに拳銃で撃たれて誘拐されたのだ。
レディーガガは、2匹を無事に返還してくれるのなら50万ドルの報償金を出すと発表したが、数日後善良な市民によって発見されたことは記憶に新しい。
実はフレンチブルドッグは盗難にあう危険が高いというのだ。
今年になってまだ3ヶ月だが、フレンチブルドッグが巻き込まれた事件が数件起きているとフォックス・ニュースが伝えている。
1月にはサンフランシスコで女性が犬と散歩中に拳銃を突きつけられ、生後5カ月のフレンチブルドッグの仔犬が盗まれた。
また、テキサス州では夫婦が拳銃で撃たれて、ペットのフレンチブルドッグが奪われている。
そして先週にはカリフォルニア州サンノゼで家の庭からフレンチブルドッグが盗まれたという。
2020年2月にはウェストチェスターにあるペットショップから1匹のフレンチブルドッグが盗まれている。
これらのニュースを見て、フレンチブルドッグのオーナーからは散歩に出ることすら恐ろしいという声が上がっている。
フレンチブルドッグのブリーダーであるジェイムズ・ハリソンさんは「(フレンチブルドッグを散歩に連れて行くというのは)7,000ドルに紐をつけて歩いているようなものです。盗んで売れば数千ドルになるわけだから、気をつけなければいけません」と述べている。
FBIによると銀行強盗で盗まれる平均金額は6,500ドルだという。
「銀行を襲うより、散歩中のフレンチブルドッグを盗む方が絶対簡単ですからね」
フレンチブルドッグを飼っている人は、本当に注意が必要だ。
(日刊サン 2021.03.10)
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