アラワイ運河に新しい歩行者自転車用橋の建設案
歩行者と自転車用の橋をアラワイ運河に建設するかどうかという計画について、3月9日に行われる予定のワイキキ自治会のミーティングで検討されるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ミーティングは午後6時からワイキキ・コミュニティ・センターで行われる予定だが、新型コロナウィルス対策として人数を制限しているために参加希望者はバーチャルでの参加を推奨している。
アラワイ運河の新しい橋建設は、マッカリー地区、モイリイリ地区をワイキキとつなぐものとして地元住民から要望が上がっていたものだ。
すでに橋の建設が周囲の自然環境にどのような影響を及ぼすのかという環境アセスメントは終了しており、その結果はもうすぐ出ることになっている。
「アラワイ・クロッシング」と名付けられているこのプロジェクトは、自治会ミーティングにおいてホノルル市インフラ計画担当者であるメレディス・ソニアット氏から説明が行われることになっており、詳細は3月23日に市の公報として公開される予定だ。
その後30日間、一般からの意見を求める期間が設けられ、2022年春までに環境問題に関する承認、2023年春までに最終デザインが完成することになっている。
ホノルル市では、この橋ができることでマッカリーとモイリイリ地区とワイキキが徒歩や自転車で安全に行き来することができるようになり、車を持たない人々がワイキキにあるたくさんの仕事のために通勤することが容易にできるようになるとしている。
(日刊サン 2021.03.08)
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