ハワイ島南端にあるローカルタウンのプナルウで、2日(土)、数百人が集まり、大規模な開発計画に対する抗議活動が行われたとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
抗議活動は「ブラック・サンド・ビーチLLC」が進めている地域活性化計画に対するもの。同社のウェブサイトには、ブラック・サンド・ビーチ周辺の400エーカー以上の土地に新施設を建設する前に、歴史的建造物を再建し、地域社会の声に耳を傾けることを約束すると書かれているが、抗議活動に集まった人々によると、開発業者はその約束の多くを果たしていないという。
抗議者は、新たな開発によって人里離れたビーチに多くの観光客が訪れ、巣作りのためにビーチを訪れるホヌ(アオウミガメ)のような野生生物に影響が及ぶことも懸念している。
「マラマ・ポノ・プナルウ(Malama Pono Punaluu)」のガイ・エンリケス氏は、「私たちは今日、行動を起こす必要があることを人々に伝えるためにここに来た。海岸線のすぐそばで開発が計画されているが、彼らは私たちのCDPにある方針の多くの問題を無視している。このインフラは今にも崩壊寸前だが、所有者は3年前から所有している」と述べた。
シェアする
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.3.4)