快適な眠りは健康にとって不可欠だが、不眠に悩む人は多い。
そんな人に栄養士が勧める食品があるとフォックス・ニュースが伝えている。
- アーモンド:
メラトニン成分が含まれている。メラトニンは脳が作り出すホルモンで、眠りに深い関連があるとされている。夜、少しアーモンドあるいはアーモンドバターを摂取することで体内でのメラトニン生成が促進されるという。 - くるみ:
メラトニン、セロトニン、マグネシウムが含まれている。くるみを食べると血液中のメラトニンが増加するという研究結果が出ている。また、オメガ3脂肪酸も多く含まれており、健康にも良い食べ物だ。 - バナナ:
眠りを促進する炭水化物、トリプトファン、メラトニンが含まれている。高齢者が毎日バナナを食べることで不眠症が改善したという報告もある。 - 酸っぱいチェリー(ジュースも可):
トリプロファンが体内で生成するのを助ける。トリプロファンは眠りに深く関わるアミノ酸の一種。毎日朝と晩、2週間チェリージュースを飲むと不眠症が改善したという研究結果が出ている。 - オーツ麦:
食物繊維の豊富な食べ物を食べると、体内での消化活動が活発になるためにそれ以外の体の機能が緩慢になり眠りを誘うという。オーツ麦には食物繊維と共にメラトニンが含まれているため特に良いそうだ。 - 鮭:
オメガ3脂肪酸とビタミンDが多く含まれている鮭も快眠に良いとされている。これら2つの成分は体内でセロトニンの生成を助け眠りを促進する。週に3回鮭を食べた人は肉を食べた人よりも早く眠りについたという報告がある。 - その他には、トリプトファンを含むアボカド、セロトニンを含むキーウィも快眠のために良いという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.3)
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