ホノルル・ダウンタウンに、新進気鋭の料理人や料理愛好家のためのラーニングセンターを目指す新しい「キュリナリー・インキュベーター(culinary incubator)」がオープンしたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
27日(火)、ハーバー・コート・ビル内にて、「ハナ・キッチンズ(Hana Kitchens)」はグランドオープンを迎えた。夜に行われた祝賀会では、ブレッシングをはじめ、最新鋭のショーキッチン、ゴーストキッチン、コマーシャルキッチンスペースがお披露目され、招待客への試食も行われた。
オーナーのジョー・ディコンディーナ氏は、新しいキッチンスペースは持続可能性に焦点を当てており、ハワイをより食料に依存しない場所にするために機能すると語った。「食が未来を育む鍵を握っていると信じている。だからこそ、食品生産者と愛好家が成長し、繁栄するための、歓迎と支援のスペースを作りたいと考えた」
1万4000平方フィートの施設には、プライベートキッチンと共有キッチンがあり、ほぼすべてのニーズに対応できるよう、さまざまなサイズのワークスペースが用意されている。また、多くの人が利用できる学習の場にもなる。また、敷地内には料理教室、ポップアップレストラン、シェフズテーブル、ビデオや写真撮影用のスペースなどのためのショーキッチンが含まれている。
ディコンディーナ氏は、「さらに、DoorDashやUberEatsのようなオンデマンド・デリバリー・サービスで注文を受けてから調理するためのゴーストキッチンも2つ設置する予定だ」と付け加えた。
ハナ・キッチンズについて、開催されるクラスやその他のイベントの詳細については、ウェブサイトを参照。
https://www.hanakitchens.com/
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.2.29)