ホノルル消防署は、26日(日)午後1時13分にオアフ島東海岸の人気ハイキングコース、マカプウ・ライトハウス・トレイルの近くでハイカーが救助を要請していると911通報を受け、救助活動を行ったと発表した。
KHON2によると、救助要請があったのは、マカプウ・ライトハウス・トレイルから海に向かって急斜面を降りたところにあるタイドプール(潮だまり)付近。23歳の男性ハイカーは足を負傷し、登山道に戻ることができない状態だったという。救助隊はハイカーを登山道まで移動させたのち、ホノルル救急医療サービスが待機している場所に合流し、救助を行った。
オアフ島には数々のハイキングスポットやトレイルがあるが、事故も多発している。ホノルル消防署では、トレイルに出かける際の注意事項を下記のように紹介している。
・携帯電話は満充電の状態で携帯すること。追加のバッテリーがあるとなお良し。
・出かける前に、トレイルに関する情報を調べること。ルートを把握し、注意事項や危険性を事前に調べ、自分の能力で登れる場所であるか判断すること。
・登山道入り口にある案内標識を必ず読むこと。ハイキングを安全に楽しむために必要な情報が明記されている。
・登山中に迷ったら、その場に留まり、911へ通報すること。動かずにその場にとどまることで、生存と救助の可能性が高まる。
・トレイル名と下山時間を、事前に家族または周囲の人に知らせておくこと。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.27)