2月24日(木曜日)朝、財布をひったくられた55歳女性が車で犯人を追跡しようとして道路脇の木にぶつかり死亡したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
犯人はまだ見つかっていないという。
会見したマウイ警察署長のジョン・ペレティア氏によると、死亡した女性はマウイ警察署で秘書として32年間勤務していたテリー・ジョーンズさんだという。
「私たちは彼女が亡くなったことを非常に身近なものとして捉えています。このような事は起こるべきではありませんでした。テリーは犠牲者です」と述べている。
そして犯人に対して自首するように求めている。
事故は午前4時40分ごろ、クラ・ハイウェイとハレアカラ・ハイウェイの交差点で起こっており、ジョーンズさんが運転していた2018年型ホンダ・パイロットはハレアカラ・ハイウェイに右折しようとしてコントロールを失い道路脇の木にぶつかったとしている。
ジョーンズさんは即死だった。
スピードの出し過ぎがあったかどうか不明だが、警察によるとシートベルトは着用されていなかったという。
エアバッグは作動しており、アルコールや薬物は検出されていない。
警察署職員として長く勤務していたジョーンズさんが亡くなったことでマウイ警察では悲しみが広がっているという。
「警官の職位がなんであっても、テリーはいつも笑顔で挨拶をしてくれました。表に出る仕事ではありませんでしたが、裏方としていつも一生懸命に働いて、私たちを支えてくれました」
ジョーンズさんの葬式費用を支援するために募金活動が行われている。
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写真: a katz / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.25)